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占いコラム09

【 サイデリアル星座とトロピカル星座(2) 】

楠 正晴

採用する星座帯によって占いの結果が変わる

占星術で使用されている星座帯に二つの方式があることについては、占いコラム08『サイデリアル星座とトロピカル星座(1)』でお話したとおりです。そこで、どちらの方式の星座帯を使えば良いのかが問題になります。サイデリアル方式の星座帯とトロピカル方式の星座帯の間に約24度ものズレが生じているわけですから、当然、どちらの方式を採用するかによって占いの結果が変わってきます。

インド占星術のシステムではサイデリアル星座帯が必要であり、惑星の在住星座の象意を重視する現在の西洋占星術ではトロピカル星座帯が必要。 / 占星術講座

インド占星術では

『ダシャー』や『分割図』は、インド占星術において根幹をなすとても重要な要素ですが、これはサイデリアル方式の星座帯を使使用しない限り機能しません。また、インド政府が公認しているラヒリ以外のアヤナーンシャ(ラーマン、ユクテスワ、フェーガンなど)を使用してもうまく機能しません。

逆に言えば、インド占星術の技法を取り入れ、それらが有効に機能していることを確認すれば、サイデリアル星座帯が機能していることを理解できるでしょう。また、トランジットの惑星がサイデリアル方式の星座を移動(サインイングレス)するときに引き起こす現象の変化を観察することによっても、サイデリアル星座帯の有効性を理解することができるはずです。

インド占星術のシステムではサイデリアル星座帯が必要であり、惑星の在住星座の象意を重視する現在の西洋占星術ではトロピカル星座帯が必要。 / 占星術講座

西洋占星術では

現代の西洋占星術やコスモバイオロジーでは、星座には、主に惑星の位置表示としての役割があり、惑星と惑星の角度(アスペクト)を測るために使用されています。この目的のためには、トロピカル星座でもサイデリアル星座でも、占いの結果に大きな違いは生じません。

トロピカル星座帯を土台として発達した、太陽の在住する12星座による性格判断は、トロピカル星座帯を使用したほうがはるかに的中率が高いものです。逆に、この目的のためにサイデリアル星座を使用した場合、的中率はかなり低くなります。しかし、トロピカル星座帯を土台として発達した占いが、トロピカル星座帯を使用して的中することは当然のことで、サイデリアル星座帯を使用して的中しないことも当然のことです。しかし、このことは、多くの人が、「トロピカル星座帯だけが正しい星座帯」と信じている大きな根拠の1つになっているのではないかと思われます。

インド占星術のシステムではサイデリアル星座帯が必要であり、惑星の在住星座の象意を重視する現在の西洋占星術ではトロピカル星座帯が必要。 / 占星術講座

インド占星術と西洋占星術の矛盾点

ここで問題になるのは、両方の占星術に共通する法則のうち、使用する星座帯によって矛盾した結果になるときです。たとえば、採用する星座帯が違えば次のような問題が生じます。

  1. ハウスの支配星が変わる。  
  2. ハウスのカスプ(境)が変わる(インド式イコールハウスの場合)。
  3. 惑星の品位が変わる。

1.や2.については、ハウスを重視するインド占星術にとっては致命的な問題です。惑星の象意を考えるとき、インド占星術では、どのハウスを支配するかによって、その惑星の吉凶や象意が決まります。実際、このようなハウスの原則をベースにしたインド占星術は、具体的な現象についての的中率の高さで有名です。これはサイデリアル方式の星座帯がうまく機能している証拠です。

3.も、1.や2.と同様に、インド占星術にとっては極めて大きな問題です。インド占星術では、占いのときに、惑星の吉凶や強弱を判断することが必要不可欠です。そして、その惑星の吉凶や強弱の判断基準として、惑星の品位を用いるため、惑星の正確な在住星座と度数を知ることが重要なのです。また、それに加え、インド占星術においては、分割図における品位まで考慮するため、さらに、分数、秒数単位の精密な度数までが必要となります。

このように、インド占星術において、惑星が在住する厳密な度数にこだわる理由は、すくなくともインド占星術のシステムにおいては、サイデリアル星座帯が機能しているからです。もしトロピカル星座帯を使用してインド占星術が実践されるようになれば、インド占星術による予言はまったく的中しなくなるでしょう。

※インド占星術は、一部で誤解されているような霊感的な占星術ではなく、多くの占星術的な要素を分析検討して結論を出す、きわめて論理的な占星術(少なくとも西洋占星術より)です。このことは、両方の占星術をまともに学んだことのある者であれば絶対に反論しないでしょう。

一方、西洋占星術においては、1.や2.は、あまりたいした問題とはなりません。なぜなら、西洋占星術では、惑星の生来的な象意のほうが優先されていて、ハウスの支配星としての機能的な象意は、あまり重視されていないからです。実際、西洋占星術の入門書には、ハウスの支配星については、ごく簡単にしか記載されていないか、あるいは、まったく触れられていないかのどちらかです。

3.(すなわち、惑星の品位)についても、西洋占星術においては、インド占星術におけるそれほど重要な扱いを受けていません。その理由は、トロピカル方式の星座帯を使用した場合、惑星の品位など、星座をもとにした占星術の原則の有効性を実感できないからです。そして、惑星の品位、あるいは、支配ハウスを軽視し、惑星どうしのアスペクトを重視している現在の西洋占星術にとって、性格分析など一部の分野を除き、トロピカル星座帯を使用しようと、サイデリアル星座帯を使用しようと、その結果には、たいした違いが出ないものです。

※西洋占星術では、惑星のハウス支配などの原則も機能せず、実用性のある分割図が存在していないため、多くの細かい情報を得ることは困難です。そのため、インド占星術と違い、西洋占星術では、占星術の技法より、霊感や直感に頼る部分がどうしても多くなります。

※一般的に、女性が論理よりも直感に優れ、逆に、男性が直感よりも論理に優れていることは、心理学の常識です。今までの観察によると、直感に優れた女性は、論理性よりも直感を必要とする西洋占星術の実践に向かう傾向があり、論理性に優れた男性は、直感よりも論理性を必要とするインド占星術の実践に向かう傾向があるようです。ちなみに、アストロナインでは、西洋占星術ソフトとインド占星術ソフトの両方を販売していますが、西洋占星術ソフト購入者の男女比は、女性が男性の倍以上、インド占星術ソフト購入者の男女比は、男性が女性の倍以上で、偶然とは言えないほど、大きな数の開きがあります。

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占星術では、もともとサイデリアル星座帯を使用していた

インド占星術では、昔からサイデリアル方式の星座帯を採用していました。インド占星術は、その歴史の中で、過去にトロピカル星座帯を使用していたという記録はどこにもありません。

一方、西洋占星術においては、今でこそ、移動星座帯であるトロピカル星座帯を使用しているものの、その起源であるバビロニア占星術では、インド占星術と同様に、サイデリアル方式を採用していました。しかし、紀元前2世紀にギリシアの天文学者ヒッパルコスが歳差を発見し、そのとき以降、サイデリアル方式からトロピカル方式に星座帯を変更したと推測されています。ようするに、元来、占星術の法則は、サイデリアル方式の星座帯を前提として組み立てられているものなのです。

それでは、なぜ西洋占星術は、サイデリアル方式からトロピカル方式に、星座帯を変更したのでしょうか?

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西洋占星術でトロピカル星座帯が使用されている理由

西洋占星術でサイデリアル方式からトロピカル方式に星座帯を変更した紀元前2世紀頃は、二つの星座帯の間に現在ほど大きな位置的違いがなかったため、星座帯の方式を変更したことによる影響を占星術師たちが認識できなかったのではないかと推測できます。そのため、惑星の位置を簡単に計算できるトロピカル方式の星座帯のほうが便利だったのかも知れません。

※サイデリアル方式では、惑星の位置を計算するためには、トロピカル方式での位置から歳差を差し引く必要があるため、トロピカル方式より計算が面倒になります。

二千年以上もの長い期間を経て、二つの星座帯間のズレが大きくなり、現在では、『惑星のハウス支配』や『惑星の品位』などいくつかの法則が機能しなくなってきています。それにもかかわらず、西洋占星術にはトロピカル方式の星座帯がすでに定着しているため、入門書ではサイデリアル方式について教えられることはほとんどありません。また、仮に教えられたとしても、その入門書を書いた著者自身がトロピカル方式の支持者であるため、サイデリアル方式の星座帯については否定的な情報しか伝えられることがなかったのは仕方のないことでしょう。このような事情ですから、サイデリアル星座帯については、最初から考慮されなくなっているのが現状なのです。

つまり、現在の西洋占星術でトロピカル方式の星座帯が使用されている理由は、ほとんどの場合、よく機能しているからというよりは、それしか選択する余地がないからなのです。

また、前述の通り、トロピカル星座帯を土台として発展してきた、太陽の在住星座による性格診断が、トロピカル星座帯を使用したほうが、サイデリアル星座帯を使用するより的中率が高いという事実(当然のことなのですが)も、トロピカル星座帯だけが正しいと信じられている理由の1つとなっているようです。実際、ハウスを重視せず、惑星の在住星座の象意、あるいは、惑星どうしのアスペクトを重視する現在の西洋占星術的な見方を採用する場合、トロピカル星座帯を使用したほうが良いかもしれません。逆に、惑星の在住星座による解釈にサイデリアル星座帯を使用すると(トロピカル星座の象意を参照しながら)、まったく当たらず、悲惨な結果になるでしょう。


※最近の研究によると、昔の西洋占星術には、インド独自のものと考えられている『ダシャー』が存在していたようです。ところが、西洋占星術では、『ダシャー』は、トロピカル方式の星座帯に変更されてから早い時期に使用されなくなり、現在では、存在していたことすら知られていません。『ダシャー』は、僅かな度数の違いにも敏感ですから、西洋占星術においては、現在残っている他の法則よりも早い時期に廃れてしまったのでしょう。

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それぞれの星座帯の存在意義

トランジット惑星が、トロピカル星座を移動(サインイングレス)するとき、社会的な変化が起きることがよくあります。そのため、マンデーン占星術において、トロピカル星座帯による星座移動(サインイングレス)が使用されていることは意味のあることと言えるでしょう。

一方、トランジット惑星が、サイデリアル星座を移動(サインイングレス)するときにも、同様に、社会的な変化が起きる傾向があります。しかも、トランジットの惑星が、サイデリアル星座帯で星座移動(サインイングレス)するときは、トロピカル星座帯で星座移動(サインイングレス)するとき以上に、より大きなインパクトがあるように感じます。

※惑星のトランジットにおけるサイデリアル星座移動(サインイングレス)の効果については、マンデーン占星術(社会占星術)に限らず、ネータル占星術においても非常によく作用しています。興味のある方は、ご自分や周囲の方のホロスコープをもとにして、ご自分でチェックしてみることをおすすめします。移動する星座の前後で、アシュタカヴァルガの数値に開きがあるときは、そうでないときに比べ、よりはっきりと現象の変化を感じることができるでしょう。

また、トロピカル星座帯は、太陽の在住星座の象意によって手軽に性格分析をするにはとても便利です。インド占星術を使用して細かな性格分析をするときにも、トロピカル星座帯における太陽の位置は、多くの要素の1つとして検討に値するものです。このように、トロピカル星座帯は、星座移動(サインイングレス)や太陽在住星座による性格判断など目的によっては、存在意義があるといえるでしょう。

しかしながら、各種分割図、ダシャー、アシュタカヴァルガ、シャドバラ、その他、効果的なインド占星術の多くの技法を使うときには、トロピカル星座帯は、まったく機能していません。これらインド占星術の技法は、サイデリアル星座を使用したときにだけ正しく機能するのです。そのため、インド占星術のシステムを使用する場合は、正確なラヒリのアヤナーンシャに基づくサイデリアル星座帯が必要なのです。

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トロピカル星座帯は科学的で、サイデリアル星座帯は伝説に基づく仮説?

ある西洋占星術の研究者は、トロピカル星座帯は科学的に証明されたものであり、サイデリアル星座は伝説に基づく仮説であると断定しています。けれども、実際には、トロピカル星座帯とサイデリアル星座帯とでは、たんに立場が違うだけであり、どちらにも、正統な根拠は存在しています。

サイデリアル星座帯は、恒星の位置という、宇宙に存在している現実の空間に固定された星座帯であり、インド占星術では、その固定された空間であるサイデリアル星座帯を使用して、惑星の位置関係を検討しています。

そして、実際に、インド占星術というサイデリアル星座帯を使用するシステムの中で、しっかりとした結果を出すことができます。これは、統計的な数字によるものではないにしても、多くのインド占星術師がそのサイデリアル星座帯を使用して、そのインド占星術のシステムの中では、満足のいく結果を出しているのですから、サイデリアル星座帯がたとえ「伝説に基づく仮説」であったとしても、それは、すでに経験によって実証されていると言って良いのではないでしょうか(科学的実証とは言えないまでも)。

※サイデリアル星座帯には、ある占星術の研究者によると、サイデリアル星座帯には複数のアヤナーンシャが存在しているため、サイデリアル星座帯は混乱しているとのことです。しかしながら、西洋占星術のサイデリアル派は別として、インド占星術については、これは当てはまりません。インド占星術では、ほとんどの占星術師は、インド政府公認のラヒリのアヤナーンシャを使用しています。ある調べによると、約95%が、このアヤナーンシャを使用しているようです。

一方、トロピカル星座帯は、春分点という特定の瞬間を基準とする星座帯であり、春分点を牡羊座の0度とするという約束事の上に成り立っている星座帯です。ですから、春分点を牡羊座の0度として定め、それをもとにして、有効性が確かめられてきた占星術技法を使用するのであれば、それはそれで問題無いでしょう。

しかし、この西洋占星術におけるトロピカル星座帯は、太陽の在住星座による性格分類や、偶然性を利用したホラリー占星術の分野では機能しているものの、ネータル占星術における『惑星のハウス支配』や『惑星の品位』など、古来から使用されてきた占星術の原則については、現在では、機能しなくなっているという現状があります。このことは、経験豊富な西洋占星術師には周知の事実です。また、西洋占星術には、インド占星術におけるダシャーのような、出生図中の惑星が力を発揮する時期を知る占星術技法が欠如している(あるいは、不十分である)ため、『惑星のハウス支配』や『惑星の品位』の原則の有効性を確かめることが困難なのが現状です。

インド占星術のシステムではサイデリアル星座帯が必要であり、惑星の在住星座の象意を重視する現在の西洋占星術ではトロピカル星座帯が必要。 / 占星術講座

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